1956年4月27日 (昭和31年) |
「AIPPI日本部会」設立
初代会長石坂泰三(当時経団連会長)が就任
工業所有権の国際化に着目された当時の井上尚一特許庁長官の提言と、通商産業省(当時)、特許庁、外務省、経済団体連合会、日本商工会議所等の推奨により設立に至った
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1991年4月1日 (平成3年) |
社団法人日本国際工業所有権保護協会(略称「AIPPI・JAPAN」)として法人化 |
2006年4月25日 (平成18年) |
AIPPI・JAPAN創立50周年記念式典を開催 |
2012年4月1日 (平成24年) |
社団法人から一般社団法人に移行 |
2022年11月7日 (令和4年) |
事務所を虎ノ門から神田に移転 |
History沿革
設立の経緯
AIPPIについて
工業所有権に関する国際条約の基本法である「工業所有権の保護に関するパリ同盟条約」は1883年(明治16年)に締約されましたが、同条約に係わる事項について、継続的かつ恒久的に審議する民聞の協力機関の必要性が認識され、常時協力可能な民間機関を設立する計画が具体化し、1897年(明治30年)にブリュッセルで創立委員会を開催し、Association Internationale pour la Protection de la Propriété Industrielle(略称:AIPPI 和文名:国際工業所有権保護協会)が創立されました。
AIPPI 本部HP:History of AIPPI より
AIPPI本部HP:History of AIPPIよりAIPPIはスイス法により設立され、本部事務局はチューリッヒ市に置かれています。現在約70か国の国が加入し、約8,000人の産業界、法曹界、学会等の実務家・専門家を会員とする知的財産に関して最も伝統を有する国際的な組識です。
AIPPIは設立以来100年余の長きにわたり、パリ条約の管理機構であるBIRPI(The United International Bureaux for the Protection of Intellectual Property:知的所有権保護合同国際事務局)、並びにその後継機関であるWIPO(World Intellectual Property Organization:世界知的所有権機関)と密接不可分な関係を維持し、知的財産制度に関する各国制度の調和をはじめとする重要課題の解決に向けて国際的な活動を行っています。また、AIPPIは、これまでに国際的な知的財産保護の調和と促進に関する700項目に及ぶ重要事項について審議し、AIPPIとしての提言を決議し、商標法条約の創設を実現するなど、各国の知的財産制度に大きな影響を与えてきています。
なお、2001年3月にメルボルンで行われた本部総会において下記の通りに名称が変更になりました。
Association Internationale pour la Protection de la Propriété Intellectuelle
英語名:International Association for the Protection of Intellectual Property
和文名:国際知的財産保護協会
AIPPIの主な活動については、こちらをご覧ください。
Officers役員
機構
会員制を採用しており、主要企業、公益法人及び大学を中心とした法人会員と、弁理士、弁護士、大学教授などの個人会員あわせて約700の会員から構成され、世界最大規模の部会に発展するとともに、数多くの会員を本部事務局、国際委員会に選出しております。
役員
名誉会長 | 十倉 雅和 |
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会長 | 岡部 譲 |
副会長 |
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理事長 | 岡部 譲(兼任) |
業務執行理事 |
阿部 正俊(常務理事:常勤)
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(2023年6月23日現在:五十音順)