コラム

Column

2025.1.24(金)

2025年9月AIPPIは、横浜を会場に国際総会を開催いたします!🎡


各国のAIPPIが集まる年に1回の大きなイベントです。

会員の皆様、参加のお申込みはされましたか?



 

さて、皆さんは横浜に行ったことはありますか?⚓️

1853年に米海軍のマシュー・ペリー提督が横浜の南方に位置する浦賀に入港。

当時の横浜は住宅が100軒ほどしかなく、小さな漁村でした。

日本の玄関口として、海外から人が入り商人や移民がわんさかと集まる街となりました

2025年現在、大きな商業施設があちらこちらに建ち、観光地として年間4,000人近くの観光客が訪れる誰しもが一度は行きたい魅力的な街へと発展を遂げました。

歴史あり、情緒あり、レトロで近代的、外国の風も感じられる、全てが詰まった場所ですね。

AIPPIの国際総会は、そんな横浜で開催されますのでこれから横浜の魅力をお伝えして参ります😆




※イラストはランドマークタワー


国際総会の舞台は、横浜みなとみらいにある「パシフィコ横浜」です。

正式名称は「横浜国際平和会議場」となっており、通称のパシフィコは「Pacific + Convention」を基に造られた言葉です。

日本最大級の複合MICE施設です。


MICE施設とは、Meeting(企業会議・研修)、Incentive Travel(報奨・研修旅行)、Convention(政府主催会議・学術会議・業界会議)、ExhibitionまたはEvent(展示会・見本市・イベント)の頭4文字から成る造語で、産官学の各組織が、ビジネスや政治、学問的なテーマのもとに開催する、ビジネスイベントの総称です。

MICEは、企業活動や研究・学会活動等と関連している場合が多いため、開催地域への集客がもたらす経済効果や観光振興の側面だけでなく、ビジネスチャンスやイノベーションの創出を促したり、都市の知名度やブランドイメージを上げたりするなど、様々な波及効果が期待できます。そのため世界の国や地域が、積極的にMICEの誘致・開催に取り組んでいます。

※出典参照

 

敷地面積は、約51,000㎡。1988年末に建設が始まり、19918月に開館しました。


パシフィコ横浜のHPでは、施設の特徴をこのように明記されています。※出典参照

国内最大級の複合MICE施設として、劇場式ホール、会議室、展示場、ホテルと、MICE開催に必要とされる全ての機能が備わるように設計され、美しくユニークな外観から、横浜ではランドマーク的な存在となっております。
国立大ホールは「貝」、会議センターは「光」、展示ホールは「波」、ノースは「汀」、ホテルは風をはらむ「帆」をイメージ。
ホテル海側の先端には、航海の安全を祈る「みちびきの像」が設置されています。
国際的ホテルブランド『ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル』が運営するホテルは、これまで数多くのゲストを迎えております。」


横浜らしく海を意識した施設であったとは初めて知りました。

国内最大級の国際会議場は、約5,000人の収容が可能となっているそうです。

 




筆者は○○年前の学生時代、アルバイトでお世話になった施設です🐫

当時は展示ホールで「エジプト展」が開催されており、そこで音声機器貸出しのお手伝いをしていました。広々とした空間にエジプトの至宝が展示され、大きな展示ホールが埋め尽くされるほど大盛況だった思い出があります。


更に筆者は20113月に発生した東日本大震災の時にもお世話になりました🙀

震災当日、みなとみらいにいた筆者は大きな地震により鉄道が運休、情報が入って来ない中横浜を歩きながらどうやって帰宅するか考えていました。


大混乱の人々、横浜駅周辺はコンクリートが盛り上がり、商業施設の窓ガラスが割れているなど異様な光景でした。

コンビニの棚から商品が消え、避難できそうな場所には既に途方に暮れる人が集まっていました。

途方に暮れる人の1人である私もどうしたら良いかわからず、結局横浜駅に何時間も立ちすくんでいましたが、空が暗くなる頃、パシフィコ横浜が避難所として開放してくれたのです。


屋根のある建物内にとりあえず避難でき、来ていたコートを敷物にして1人で座っていました。

たくさんの人が頭を抱えていました。誰しもが心配と不安でいっぱいでした。

施設内ではお水と乾パンが配布してくださり、無料で電話も使えるように、複数台設置してくれました。

筆者はこの電話でようやく家族と繋がることができました☎️📞


パシフィコ横浜には、そんな思い出があり今でも当時のことが蘇ってきては、開放してくれたことに感謝しています

ちなみに震災の日は、夜中の3時に少ない本数で電車が動きだしました。

私もその電車で帰ることができましたが、避難所にいる時に近くの人が話す声「東北で大きな地震があったらしいわよ」「津波ですって」と聞いて、自分が帰宅できたことに心からありがたく感じ、とても複雑な思いで過ごしていました。





 

パシフィコ横浜は、開館してから様々な出来事と共に今日を迎えました。

たくさんの人の大切な場として、楽しい時間を提供する場として、そして時には助ける場として利用されてきた施設です。

横浜国際総会でも、多くの人たちが交流の場として、新しい発見や気づきの場となりますようAIPPIJAPAN一同期待を込めて、その日をお待ちしております🍀

 






⚓️あなたは「横浜で好きな場所」はありますか?⚓️


ぜひ「お問い合わせメール」でエピソードなどお寄せください!コラムに紹介させていただきます。

(コメント欄がないためお問い合わせフォームをお使いください。タイトルに【コラム】と入れていただけましたら幸いです。)


ちなみに筆者は快晴の日の「国際橋」から見える横浜港と遠くの風車とベイブリッジを眺めている時が最高の気分です!

ちなみにお手軽に横浜港を楽しむなら「シーバス」がおススメです☆彡




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※出典

〇日本コンベンションサービス株式会社 Webサイトより「MICEとは」

〇パシフィコ横浜 Webサイト「パシフィコ横浜とは」

 


AIPPI・JAPAN事務局 執筆者:T



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