杭州国際総会後記✏️
10月の杭州国際総会にご参加の皆様はお疲れさまでした。国際総会の詳細報告は月報(A.I.P.P.I 11月号)に掲載しましたので、そちらをご覧ください。
今回の出張では、中国のスケールの大きさには本当に圧倒されました。G20が開催された会議場を擁するコンベンションセンターは建物の中だけでもとても広くて、毎日会議場から展示会場のホールまでを往復するだけで、とても良い運動になりました(軽い筋肉痛になるくらい (-。-;) )。
会場近くにはアジア大会が開催されたスタジアムやユニークな建物が並んでいたので、写真に納めてきました。
公式イベントは中国らしさが満載で、先ずオープニング・セレモニーでは習近平国家主席からのメッセージや国家、地域の要人の挨拶など格式のある演出と、中国文化芸能が披露されました。毎早朝には太極拳などの講習もあり、カルチュアル・イブニングでは、多くの人間が湖上に集まって光と舞の演出があり、クロージング・ディナーでは中国楽器の演奏も楽しむことが出来ました。この様に、公式行事に参加するだけでも中国文化を満喫出来ましたので、その一部を写真でお楽しみください。
充実した国際総会を終え、帰路につきますが、杭州市から東京への直行便が無い日だったので、上海まで高鐵(高速鉄道)で移動してから帰国しました。鉄道好きなので、この移動も楽しい経験でした。乗車する杭州東駅は、空港の様な広さがあり、駅舎内への入場は空港の様な荷物のセキュリティ検査を受ける必要があり、改札でも金属探知の様なゲートをくぐってからホームに向かい、新幹線の様に快適な車両により1時間程で上海虹橋駅まで到着しました。こちらは上海虹橋空港に隣接した駅ですが、国際線までは地下鉄に1駅乗る必要があるものの、とても便利でした。上海の国際線空港は長距離便が上海浦東に移っているので、上海虹橋空港はアジア便中心でこぢんまりとしていますが、混雑しておらずに快適に羽田便により帰国できました。
来年のAIPPI国際総会は、いよいよ横浜での開催になります。詳細が届き次第に順次ご案内しますので、楽しみにお待ちください。
執筆者:AIPPI・JAPAN 常務理事 阿部正俊