コラム

Column

2024.10.4(金)


AIPPI・JAPANでは、国際セミナーを年間6~8回ほど開催しています。

講師は世界各国から日本にいらっしゃいます。


2020年から数年続いた新型コロナウイルスのパンデミックの頃は、先生方の来日が叶わず、当協会も初めてのオンラインセミナーを開催しておりました。

落ち着いた現在は、ようやくコロナ前のように先生方が来日できるようになりました。

現在は米国が多数、次いで欧州はイギリス、ドイツ、フランスの先生方がセミナーに登壇しました。

(セミナー情報はAIPPI・JAPANのWebサイト:https://www.aippi.or.jp/seminar.html よりご覧ください)


AIPPI・JAPAN事務局から講師には、御礼としてささやかながら、これまでお菓子やAIPPI・JAPANと刻印されたちょっとした実用品をプレゼントさせていただいておりましたが、この度リニューアルいたしました⭐️



日本らしさと・・・🌸


サスティナブルを意識して・・・🌐



「竹製ボールペン」ですっっ❗️❗️






このボールペンは「CO2排出権付」の製品です。

「CO2排出権付」とは農林水産省のHPではこのように説明されています。


クレジット付製品・サービス
製品を製造/販売する者、サービスを提供する者又はイベントの主催者等が、製品・サービスやチケットにクレジットを付し、製品・サービスの購入者やイベントの来場者等の日常生活に伴う温室効果ガス排出量を埋め合わせを支援する取組です。
カーボン・オフセット:農林水産省 (maff.go.jp)


日本は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言しています。

更に2020年当時の菅内閣総理大臣は、地球温暖化対策推進本部及び米国主催の気候サミットにおいて、「2050年目標と整合的で、野心的な目標として、2030年度に、温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指す。さらに、50%の高みに向けて、挑戦を続けていく」ことを表明しました。第1部 第2章 第3節 2050年カーボンニュートラルに向けた我が国の課題と取組 │ 令和2年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書2021) HTML版 │ 資源エネルギー庁 (meti.go.jp)



多様な方面で、CO2排出ゼロを目指しサスティナブルな社会の実現に向けて製品開発も行われています。

航空機、電化製品、ファッション、日用品、食品など、各企業や団体の取り組みにぜひ注目してみてください。

そして、利用する私たち一人ひとりが意識を高くしていきたいですね。



最後に・・・


この「竹」ですが、サスティナブルな素材として昔から重宝されてきました。


他の木材と異なり、成長は非常に速いのです。他の木は成長するまで何年もかかりますが、竹は約1年ほどで成長します。

1日で1メートル伸びることも珍しくありません。

更に、化学肥料・農薬を使わずに成長するので土壌に優しいとされています。

強く、しなやかな素材はアジアを中心に家屋やあらゆる製品にも活用されています。

抗菌効果もあるなどといわれていますから、これからも大事にしていきたいですね🌱



(2014年に撮影した京都・嵐山の竹林)




AIPPI・JAPAN事務局 執筆者:T